ホーム
目的
事業内容
ステージ1
CSA
起業家診断
経営者発掘ツール
J-Matrix
グリーンマップ
ステージ2
ファシリテーション
地域通貨
産品開発
ステージ3
エコビレッジ
ソーシャル・ビジネス
積極的な住民参加の
まちづくり
サス研サロン
組織体制
問い合わせ・リンク
CSAの歴史

1995年にスコットランドのフィンドホーンで行われた『21世紀のエコビレッジと持続可能性』の会議において、グローバル・エコビレッジ・ネッ トワーク(GEN)が、自らのコミュニティの特性を見出すこと、そしてその質を明確にすることを目的として、その後数年間、GENの役員や色々なコンサル タントが話し合いを重ね、エコビレッジ・ネットワーク・アメリカ(ENA)がコーディネーターとなり、世界中から各分野の専門家のインプットを得て作成さ れました。

世界でのCSAの使われ方

CSAは本来、既存のエコビレッジまたは持続可能性を意識して作られたコミュニティの持続可能性を住民自らが評価し、更なる持続可能性へ向けた改 善のためのツールとして開発されました。しかし、その後、大学などのキャンパスをコミュニティに見立て、持続可能性に向けた改善のために使用されたり、既 存のコミュニティの改善などにも有効利用されたりしています。すなわち、持続可能性を意識せずに作られたコミュニティに対し、持続可能性を組み込んで行く ときの指標ともなるのです。

CSAの特徴

CSAには次のような特徴があります。
(1)専門家による科学的手法を用いたリサーチではなく、そこに住む住民自らが主体となって自らの居住区をチェックする比較的主観的な方法である
(2)環境の一面だけでなく、社会・経済、精神・文化の側面からの評価が包括的に組み込まれている。持続可能性は環境面のみでは達成されないと言うGENの概念が反映されたデザインである。
(3)住民自ら評価することで、評価のプロセスを通して住民に気付きをもたらす。評価の結果だけではなく、プロセスも重要である。
(4)評価後に、住民達自らが評価を元に、今後の方向性を決めるための多くのヒントが評価自体に内在されている。

従来の評価との違い

・ 住民参加型(まず知ることから始める)
・ 外部からの一方的に押し付けられる街づくりと異なり、自分達で長所・短所を理解した上での方向性を決めることができる。
・ 環境面だけでなく、社会面、精神面の包括的な評価である。
・ 点数制で客観的に結果を観て、対策を練ることが出来る。

CSAの使い方

CSAは3つの分野から構成されており、各分野は7つのセクションに分かれているので、各分野・セクションに詳しい人をコミュニティの中で見つけて、その人に聞いたり、実際の現場を見て確認したりしながら設問に答えていくようになります。

コミュニティが50人くらいの小さいものであれば、コミュニティメンバー総動員で、各設問に答えて行くことに なるかと思いますが、コミュニティが500人くらいまでの場合は、各分野(グループの大きさによっては各セクション)ごとに担当グループを決めて、設問に 答えるべく情報を調査します。コミュニティが500人以上の大きなものである場合は、サブグループ(500人以下)を作り、その中で上記に述べた500人 くらいまでのコミュニティと同じ手法で調査を行います。

Copyright (C) 2004 Research Associates for Sustainable Community All rights reserved.